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2018年度 U12卒部式ライブ
2019.3.17
23人の戦士に式守コーチが読み上げた卒部証書を伊藤監督から一人ひとりに手渡されました。証書には個々の選手の持ち味が文章に表れていて、どの選手のことかが明瞭に伝わってきます。次順の毎年ブレることがない伊藤監督からの贈る言葉までは厳格な空気と緊張も伝わってくる恒例の卒部式。
ここで、伊藤監督に「ザ・60」のサプライズ。直前の監督挨拶で自ら60を言葉にしてしまい、サプライズ感20%OFFとなれども、記念品の赤Tシャツは場の緊張を一気に祝福の空気に。
その中、本来なら手にハンカチを用意するコーチの「送る言葉」も、気持ちの置きどころがない中、さらに引き延ばしの合図の中、佐々木、下川、山下、式守の順に表現する言葉が思い浮かばないような感情を残しながら終了。
在部、宮川くんの送辞。その堂々のパフォーマンスに対し、我々の心配をよそに卒部生山下キャプテンの「ウッソ!マジか」と思える立派な答辞に彼を見守るオーディエンスからは喝采が寄せられた。(ちょい言い過ぎ)
中盤は「卒部生から一言メッセージ」。判で押したように「ケガには注意して(*1)」と続く。これこそこのU12を支えた一糸乱れぬチームワークの真髄。(と良く書いておこう)唯一包帯で腕をつっている最終メッセンジャーは、誰もが期待したオチではない言葉を選択。忖度することなく全員の意識を「宴会じゃないぞ」と言わんばかりに卒部式に引き戻す。
終盤は各選手から親への感謝のメッセージ。朗読代表の昂生くんから、来年からテンプレートに使えそうな100点満点の感謝の言葉と、その裏にあったすざまじい自主練に耐えてきた情景が目に浮かぶ。比較を嫌う昨今の教育を鑑みて一人ずつ読ませることをしなかった式のセットリストは正解。
最後は花道をモンキーズコーチとハイタッチで会場をあとにし、U12の少年サッカー課程を修了した。
*1 「注意をして・・・サッカーをする」
注意も大事だが「個々のパフォーマンスが発揮できるように十分に準備をする」が正解だと思う。
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過ごした6年間はあっという間で、日々成長が見て取れるノビシロしかない少年達との別れはとても寂しい。
君たちの成長の手助けに少しでもなれたと信じて、彼らの未来を応援しようと思う。
以上、モンキーズでした。